それでも、それでも、親と子は・・・

2023年04月19日

ようやく会えた息子でしたが、その後に彼の兄弟(お父さんの実子)の様子を聞いて、やりきれなさを感じたお父さんは、「もう今後は子たちに会うのをやめよう」と思ったとお父さん本人から聞いたのは、一月後でした。

聞けば、次男さんに会った日に分かれて、そのままお父さんは、子どもさんたちの縁の結び直しは諦めて、いざ自分が亡くなる直前に幾ばくかの遺産を、3人に均等に分けようと考えていたところに、次男さんの奥さんから電話連絡があったのでした。

義理の娘さん曰く「お義父さん、すみませんでした。彼がキッとお父さんと仲良くしてくれるようにしますから、少し待っていてください」

それを聞いたお父さんでしたが、嬉しい反面、義理の娘には迷惑は掛けられない、と思う反面、でもやっぱり心の片隅では、彼女が良い関係を結ぶキューピットになってくれるのではないか?と期待していました・・・とも仰いました。


それから更に一月ほどして、お父さんから連絡が有りました。

「聞いてください。次男と嫁さんと近くに住むことができそうです。あの嫁には頭が上がりません。ーーー」

義理の娘さんは、実は若い頃、と言っても20代の時に、両親を二人とも、病で亡くしていました。

「亡くなった両親が喜んでいると思います。ホントに良かったです。ありがとうございました」と仰る義娘さんが輝いて見えました。

後で聞けば、義娘さんは、兄妹のお二家族にも熱心に語りかけて、落ち着いたら皆で食事をしようという約束まで取り付けたそうです。

血の繋がらない親族が却って実の親類の仲を直すのには積極的に関わり、その目標を果たした例でしたが、私もサポート役として、義娘さんに心から感謝し、「ありがとうございました」とお伝えしました。


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